かつて塩の道「千国街道」の荷継ぎ場として賑わった小谷村大網集落に伝わる勇荘な火祭り。雪深い小谷の里山の会場に篝火がたかれ、霊山としてあがめられてきた雨飾山の神々の遣いである鬼に扮したふんどし姿の若者たちが、巫女を載せた御輿を担いで入場。神事の巫女舞が披露された後、松明を手にした若者たちが、姫川太鼓に合わせて五穀豊穣・家内安全を願い力強く舞い踊ります。

※塩の道「千国街道」は、かつて日本海と山国信州を結んだ交易の道で、グリーンシーズンはトレッキングコースとしても人気があります。