残雪の北アルプスとコブシの花 白馬村・白馬山麓一帯 漢字で書くと「拳」。つぼみの形が似ていることから付いた名だ。葉の芽吹きに先だってたくさんの花が一斉に開き、白馬連峰の残雪風景の中でよく目立つ。よい香りのするモクレン科の花。 問/白馬村観光連盟 ・/0261-72-3232
フクジュソウ (白馬村・姫川源流 4月中旬〜下旬)
木々の芽吹き前の白馬に、暖かな日だまりを見つけたような気分にさせる、鮮やかな黄色の花。姫川源流付近はフクジュソウの群落の名所だ。正月用に鉢植え栽培もされ、花の名は新年を祝うめでたい気分を込めたもの。 問/白馬さのさか観光協会 0261-75-2811
キクザキイチゲ (白馬村・姫川源流 4月中旬〜5月上旬) キンポウゲ科だが、その姿が菊に似ていることからこの名がある。花弁だと思って見ている部分は実はがく片で、花弁を持たない花だ。薄紫のほか白いものもある。別名キクザキイチリンソウ。 問/白馬さのさか観光協会 0261-75-2811
ヒトリシズカ (白馬村・親海(およみ)湿原 4月中旬〜5月下旬)
名称の由来はこの花の可憐さを愛でて静御前になぞらえたもの。近縁種のフタリシズカが花穂を2本以上出すのと対比させた。 問/白馬村観光連盟 ・/0261-72-3232
カタクリ (白馬村神城・白馬五竜カタクリ苑 4月下旬〜5月上旬)
山の斜面に自生し大群落を形成する多年草。紫色の細長い花弁を反り返らせ、ちょっとうつむき加減に咲く姿が独特の花だ。球根からは良質のデンプンが採れ、かたくり粉となる。葉は食用にも。白馬村の村花。 問/白馬五竜観光協会 ・0261-72-3131
ヤマザクラ (白馬村・白馬山麓一帯 4月下旬〜5月上旬)
鮮やかな若芽をつけた林の中に咲くヤマザクラ。北アルプス山麓一帯に広く自生し、まだ残雪の多い白馬連峰の大パノラマとコントラストを描きながら、美しい錦を織りなす。 問/白馬村観光連盟 ・/0261-72-3232
エンレイソウ (白馬村・姫川源流 4月下旬〜5月下旬)
3枚の葉の中心から短い花柄が伸び、小さな花をつける。花は花弁を持たず3枚の緑色または濃紫色のがく片を持ち、横向きに咲く。 問/白馬村観光連盟 ・/0261-72-3232
オオタチツボスミレ (白馬村・親海(およみ)湿原 4月下旬〜5月下旬)
やや湿った落葉広葉樹林下や山道の路傍などに生育する。地下茎を持ち、群生して生育し、花時には立ち上がって葉を広げ、花を咲かせる。 問/白馬村観光連盟 ・/0261-72-3232
フッキソウ (白馬村・親海(およみ)湿原 4月下旬〜6月下旬)
常緑でよく茂ることからフッキソウ(富貴草)と呼ばれる。キチジョウソウ(吉祥草)ともいうが、ユリ科のキチジョウソウが別にある。 問/白馬村観光連盟 ・/0261-72-3232
ニリンソウ (白馬村・姫川源流 5月上旬〜中旬)
姫川源流では、フクジュソウが咲き終える頃変わって登場するのがニリンソウの群生。「一輪咲くのが一輪草、二輪咲くのが二輪草」という言葉があるが、花は一個ときもあり、三個の場合もある。 問/白馬さのさか観光協会 ・/0261-75-2811
ミツガシワ (白馬村・親海(およみ)湿原 5月中旬〜下旬)
姫川源流のとなりに広がる広大な湿地帯が親海(およみ)湿原。この湿原を代表する花はなんといってもミツガシワ。新緑の季節、湿原の水面を白く覆う様は壮観。葉が3枚の小葉からできていることからこの名がついている。 問/白馬さのさか観光協会 ・/0261-75-2811
チゴユリ (白馬村・姫川源流 5月中旬〜下旬)
落葉樹林の木陰に生える。高さ15-30 cm。和名の由来は、小さくて可愛らしいことから「稚児ユリ」と呼ばれる。花言葉は「恥ずかしがりや」「純潔」など。 問/白馬村観光連盟 ・/0261-72-3232
サギスゲ (白馬村・親海(およみ)湿原 5月中旬〜下旬)
ワタスゲに似ているが、ワタスゲがひとつの茎に小穂をひとつつけるのに対してサギスゲは数個つける。茎先に数個の花序を出し、数個の小穂をつける。問/ 白馬さのさか観光協会 0261-75-2811
コナシ (白馬村・親海(およみ)湿原 5月中旬〜6月上旬)
日当たりの 良い山野に生える高さ 10 メートルくらいの木。コリンゴ(小林檎)、ミツバ カイドウ(三葉海棠)などいろいろな別名がある。 問/白馬村観光連盟 ・/0261-72-3232
マムシグサ (白馬村・親海(およみ)湿原 5月下旬〜6月下旬)
紫褐色のまだらな模様がある。この模様がマムシに似ていると考えられたところからこの名がつけられた。葉は2個あり、楕円形の小葉が7個から15個つく。 問/白馬村観光連盟 ・/0261-72-3232
バイカモ (白馬村・姫川源流 5月下旬〜8月中旬)
清流中に生育しており、特に初夏から初秋にかけてウメの花のような白い花を水中につける。イチョウバイカモの変種のひとつ。ウメバチモという別名もある。 問/白馬村観光連盟 ・/0261-72-3232
カキツバタ (白馬村・親海(およみ)湿原 6月中旬〜下旬)
親海(およみ)湿原の初夏を彩るカキツバタ。6月中旬から下旬にかけて紫色の花を付ける。ア ヤメやハナショウブとの違いは、内花被片が細く直立し,外花被片(前面に垂れ下 がった花びら)の中央部に白ないし淡黄色の斑紋があることなどを特徴とする。問/ 白馬さのさか観光協会 0261-75-2811
ミズバショウ (小谷村・栂池自然園6月中旬〜下旬)
標高1900mの高層湿原、栂池自然園。入口を踏み入ると、最初にミズバショウ湿原がある。白馬連峰をバックに純白の花が群れ咲く景色は、シャッタースポットとしておすすめだ。ミズバショウ湿原の遊歩道コースをたどれば、手軽に鑑賞が楽しめる。 山の花・栂池自然園はこちら
ミヤマキンポウゲ (白馬村・白馬大雪渓7月〜8月)
日本最大雪渓の一つ白馬大雪渓。雪渓サイドには、白馬岳を目指す登山者達を優しく出迎えるお花畑が。 山の花・白馬大雪渓はこちら