日本の屋根・北アルプス後立山連峰と立山をぶち抜き、富山まで続く立山黒部アルペンルート。全線90kmの豪快なたびを気軽に楽しみながら、ダイナミックな眺望が味わえる。
信州側からは、大町アルペンラインで扇沢へ。ここまではマイカーもOK、バスは40分の道のりだ。マイカーは扇沢駅駐車場に置くか、富山側への回送システムを利用。扇沢駅から標高2678mの赤沢岳を貫くトンネルはトロリーバスで黒部ダム駅まで16分。高さ186m、堤492m、総貯水量2億t。日本最大のアーチ式ドーム型の黒部ダムは、立山連峰と張り合う堂々のモニュメントだ。ダム駅屋上には展望台。青空をバックに悠然と聳える峰々、眼下に満々とエメラルドグリーンの水をたたえたダム湖。湖上巡りの遊覧船体験も爽やかさを加速する。
ダムからさらに地下ケーブル・ロープウェイと乗り継いで大観峰へ到着。ここは御来光の名所、展望台から見る後立山連峰の大パノラマも実に圧巻。大観峰から立山トンネルバス10分で室堂平。ここから雄山山頂標高3003mまで往復4時間のパノラマ登山コースもある。下りは徒歩で3時間30分、弥蛇ヶ原に到着すれば美女平までは35分のバスの旅。花と高原の美しい景観が楽しめる素敵なコースをたどり、後はケーブルと電車で富山へと向かう。4月初旬〜11月末まで営業。
問/くろよん観光総合センター 0261-22-0804
(紅葉の見頃、9月下旬〜10月中旬)
※信州側大町から立山室堂までは、日帰りで十分楽しめます。
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