初夏には、原生林の中に咲く シャクナゲの群生が圧巻! 十文字峠(じゅうもんじとうげ)は、長野県南佐久郡川上村と埼玉県秩父市の境にある、標高2,000m余りの峠で、かつては中山道の裏街道として交通の要衝であった。中央分水嶺でもあり、埼玉県側は荒川、長野県側は千曲川の流域である。峠には十文字小屋があり、初夏のころ、周囲に見事なアズマシャクナゲの群生が見られる。長野県側の川上村の毛木平からは、2時間余りの山行。尾根筋へ出るまではちょっとハードなのぼりが続くが、特に危険な個所は無く、快適なトレッキングが楽しめます。