中山道・鳥居峠越え おすすめ街道ウォーキング

    中山道奈良井宿と藪原宿を結ぶ
歴史と展望の峠路ウォーキング


 木曽路のなかで最も標高の高い位置にある宿場町奈良井宿と、「鳥居峠」をはさみ、薮原宿を結ぶルート。江戸時代、中山道木曽路最大の難所とされた峠は、標高1197m、現在は信濃路自然歩道中山道ルートとして石畳の道も復元され、昔ながらの中山道を堪能することができる。かつては、美濃国と信濃国の境であったこともあるこの峠は、およそ1300年前に完成したものを考えられ、明応年間(1492〜1500)、松本の小笠原氏との戦いで木曾義元がこの頂上に鳥居を立て、御嶽権現に戦勝を祈願したことから「鳥居峠」と呼ばれるようになった。俳人、文人の碑も多数残されている。
問/奈良井宿観光協会0264-34-3048 木祖村観光協会(藪原宿)0264-36-2543
 
中山道奈良井宿

妻籠宿とともに国の重要
伝統的建造物群保存地区
に指定される宿場町
中山道藪原宿

藪原宿は大火に見舞われたため
昔の建物はほとんど残っていないが
宿場の雰囲気は残している
中山道鳥居峠

眼下に山々に囲まれた奈良井宿の街並みが。
所要時間
藪原宿→(約1時間40分)→鳥居峠→(約60分)→奈良井宿
※奈良井宿を起点にしてもほぼ同じ所要時間

まだまだあるぞ写真でガイド 

藪原宿

案内板

道標

熊よけの鐘

ツツジの花

ヤマブキの花
※写真をクリックで拡大します


峠路から望む深い木曽の山々。晴れていれば御岳山の眺望も。



木曽11宿の中で最も標高の高い奈良井宿が起点(又は終点)。

鳥居峠からは、眼下に山々に囲まれた奈良井宿の街並みが。




峠の茶屋で一服。初夏(5月下旬)にはコナシの花が咲いている。
一部石畳の整備された峠道。写真のヤマブキの花は5月中〜下旬。

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