山岳修験の道、戸隠御宮参拝道
大自然の中を行く古の道

　長野市善光寺の北に聳える戸隠山は、もともと山岳信仰の本山。修験者をはじめ、戦 勝祈願で入山した戦国武将たちの足跡がそこここに残っています。太古からの歴史が 重積するこのエリアは、山岳修験の道、戸隠神社参拝道、越後道、武田信玄の軍用路 などが、編みの目のように交差し、今もその一部が「戸隠古道」としてハイカーの人 気を集めています。このルートは、もともと善光寺から山の中を戸隠奥社へと行く参 拝道。大自然の中に戸隠連峰や北アルプスの展望台、史跡、そば畑などが点在する癒 しの散策路となっている。一般的な出発点は戸隠バードライン「一の鳥居」。バスで ここまで来るか、ここの大駐車場に車を置き、最終目的地「戸隠奥社」に詣でたら、 帰りはバスで「一の鳥居」まで戻るというのが良い。（バスは長野市、戸隠間を1時 間に一本位の間隔で出ています）
※取材は11月上旬
(紅葉の見頃　10月中旬〜下旬)
問／戸隠観光協会　026-254-2888