長野市郊外七二会の山あいにある「塩地区フジバカマ園」には、秋になると、海を越えて旅する蝶「アサギマダラの集団がやってきて約一か月を過ごし、次の渡り先へと旅立つ準備をします。アサギマダラは日本列島を縦断し、さらに沖縄や台湾まで2000km以上を飛翔する蝶として、その生態が研究されている貴重な蝶。信州ののどかな里山に、美しい蝶たちが舞う幻想的な風景に出会えます。
(※長野市七二会塩地区は、里山に囲まれたわずか6軒の民家が点在する小さな集落。過疎化が進む里山の遊休農地に、アサギマダラが好むフジバカマを植え、蝶の楽園「塩地区フジバカマ園」として地域の住民が管理をしています。)
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