安曇野市堀金地域の山麓沿い田多井には、しだれ桜の古木が多く、枝ぶりの美しいものが点在。中でも観音堂のしだれ桜は、一際目立つ大きさで存在感のある桜。時期になると多くのカメラマンや画家が訪れ、写真や写生を楽しんでいます。
(多くが墓地に植えられたしだれ桜で個人の敷地となっています。個人の敷地なのでマナーを守るよう心がけてください)
●観音寺跡説明
観音堂は最初田多井寺山の峰にあったが、山腹の堂平に移され、更に現在の観音堂のある場所に移された。天文年間(1532年〜1555年)に火災にあって焼失したが、天正十年(1582年)に復興。
その後無住の時があったが、寛文四年(1664年)に松本藩士の近藤又兵衛によって再興された。 明治の廃仏毀釈で廃寺となったが、本尊の千手観音像は観音堂に安置され田多井の住民によって管理されている。(堀金村教育委員会説明より)
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