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大鹿歌舞伎は300余年前から、大鹿村の各集落の神社の前宮として舞台で演じられ、今日まで伝承されてきた地芝居。南アルプスの麓の大鹿村は、隔絶されたかに見える山間地ではあるが、平安時代から荘園として開発されており、古道を通じて都の文化がこの村にも入っていたことが伺われます。大自然に包まれ、解放された空間の中で、まさに古来の観劇スタイルそのままに、境内にゴザを敷き、ご馳走を食べ、酒を酌み交わしながら芝居を楽しむ。ここには舞台と客席が一体となる、地芝居の何ともいえない魅力があります。平成12年には、地芝居としては初めて国立劇場(大阪府)で大鹿歌舞伎が上演されました。
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