ここに未対応ブラウザ向けの内容
南信州の山間、阿南町新野の盆踊りは三味線、笛、太鼓といった鳴り物を一切使わず、音頭台の上にいる5、6人の音頭取りの中の皮切りが最初の一句を始めると、それから朝まで唄い踊り続けます。7つある踊り(扇子を持つのが、音頭、おさま甚句、すくいさ、おやま。手踊りが、高い山、十六、能登)を交互に交えながら音頭取りと踊り子の歌の間合いやかけ合いで進行していきます。皮切りの声ひとつが、やがて2000人に及ぶ壮観なリズムとなって続き、「さあさ皆様おひらきぁ、いかが、明日の仕事の邪魔になる」と歌って終わり。500年以上も続く、国重要無形民俗文化財の盆踊りです。
たびネット信州エリアガイドヘ