道祖神は、「どうろくじん」「さいのかみ」「さえのかみ」などとも呼ばれ、災厄の進入を防ぐ神とされ、広く全国的にまつられている民間信仰の神である。長野県の北信地方では、初子の祝い・厄年の祓い・良縁祈願などの性格をもつとともに、火をめぐる攻防戦を伴う道祖神祭りが伝承されています。とりわけ野沢温泉の道祖神祭りは壮大な規模で行われることで知られ、日本三大火祭りの一つとされています。社殿に火をつけようとする側と、守ろうとする側との激しい攻防戦が続き、祭りは最高潮に達します。
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