戸隠高原問/戸隠観光協会 ・026-254-2888
ミヤマキンポウゲ

ミズバショウ (戸隠森林植物園 5月上旬〜中旬)

戸隠連峰を目の前に望む戸隠森林植物園は、豊かな原生林を生かした憩いの森。 園内 の遊歩道を巡り高山植物、野鳥観察ができます。のんびりと歩いて1時間30分程。 春 の水ばしょうの群生は圧巻。一面を白く清楚な水ばしょうの花が覆います。


ウラジロヨウラク
カタクリ (戸隠森林植物園他 5月上旬〜中旬)

比較的日光の差す落葉広葉樹林の林床に群生し、早春に下を向いた薄紫から桃色の花を咲かせる。春を告げる「スプリング・エフェメラル」の一つ。葉には帯紫色の模様がある。

ワタスゲ
キクザキイチゲ (戸隠牧場他 5月上旬〜中旬)

高さ10〜30cm。花期は3〜5月で、白色〜紫色の花を一輪つける。キクに似た花を一輪つけることからこの名がついた。

イワカガミ
リュウキンカ (戸隠森林植物園 5月上旬〜中旬)

長さ、幅とも3-10cmになり、縁には低い鈍鋸歯を持つ。茎は直立し、花茎の高さは15-50cmになる。茎は中空で、茎葉は茎の上部につき、根出葉に似るが小型になる。ミズバショウとほぼ同時期に開花する。

イワカガミ
コブシ (戸隠牧場他 5月上旬〜中旬)

戸隠の山々に他の木々に先駆けて春を告げる白い花。

タテヤマリンドウ
菜の花 (戸隠展望苑 5月中旬〜下旬)

戸隠バードライン沿いの戸隠展望苑の菜の花畑。黄色い絨毯を広げたような風景画広がります。峻険な戸隠連峰の山稜をバックにベストショット狙おう。
タテヤマリンドウ
トガクシショウマ (森林植物園 5月)

名は、戸隠山で初めて採集されたことによる。トガクシソウともいう。高さ30〜50センチメートル。葉は1回3出複葉で2枚、茎に詰まってくっつくので対生にみえるが互生である。
タテヤマリンドウ
フッキソウ (森林植物園 5月)

常緑でよく茂ることから富貴草と呼ばれる。キチジョウソウ(吉祥草)ともいうが、ユリ科のキチジョウソウが別にある。茎は地面を這い、先が立ち上がる。多数の葉がらせん状につく。

ミヤマキンポウゲ

ニリンソウ (戸隠牧場他 5月中旬〜6月上旬)

深く裂けた根生葉を持つ。茎に3枚が輪生する葉には、サンリンソウのような柄はない。5月に、白い萼片を持つ花をつける。森林植物園内の至るところで群生している。


ミヤマアズマギク


チングルマ
ミツガシワ (戸隠高原古池 5月中旬〜6月上旬)

戸隠連峰をバックに、古池の湿原を白い可憐な花で覆うミツガシワの群生。ミツガシワは地下茎を横に伸ばして広がる。葉は複葉で3小葉からなる。花期には白い花を総状花序に多数つける。
タテヤマリンドウ
クルマバソウ (森林植物園 5月・6月)

茎は高さ20〜30cmで枝分かれしない。乾燥すると芳香を発する。高さ10〜35cmほどで全体無毛。香りがよいので保管中の衣類の間に入れたり,ビールやワインに入れて芳香をつけるのに用いられる。
タテヤマリンドウ
クリンソウ (森林植物園 5月・6月)

高さ50cmほどになり、日本に自生するサクラソウ科の植物のなかでは最も大型である。花は花茎を中心に円状につき、それが数段に重なる姿が仏閣の屋根にある「九輪」に似ていることから名前の由来となっている。
タテヤマリンドウ
ルイヨウボタン (森林植物園 5月・6月)

高さは40〜70cmほど。花の径は1cmくらい。ガク片は6枚で花びらよりはるかに大きく、花びらと見間違うほどである。秋に黒紫色の実をつける。
タテヤマリンドウ
エンレイソウ (森林植物園 5月・6月)

3枚の葉の中心から短い花柄が伸び、小さな花をつける。花は花弁を持たず3枚の緑色または濃紫色のがく片を持ち、横向きに咲く。
タテヤマリンドウ
ユキザサ (森林植物園 5月・6月)

ユリ科の多年草。根茎から茎を出し、直立して高さ約40センチ、上部は斜め上に伸びる。名の由来は白い花を雪にたとえ、葉が笹のようであるからという。
タテヤマリンドウ
タチカメバリソウ (森林植物園 5月・6月)

山地の沢沿いに生える多年草。落葉樹林の谷間で人知れず花を咲かせている。名の由来は葉が亀の甲羅に似ていることから。

アズマシャクナゲ (森林植物園 5月下旬〜6月中旬)

樹高は2--4mほどになる。葉は革質で常緑、枝に互生し、長さ1--2.5cmの葉柄がある。花の色は紅紫色で、蕾のうちは色が濃いが、開花するにつれ薄くなる。
ヨツバシオガマ ヤマシャクヤク (森林植物園 6月)

名の由来は、山地帯に生え全体がシャクヤクに似ていることによる。緑色の葉形の萼片があり、ふつうは3枚。バナナに似た形状の雌しべの周りには先端が黄色の雄しべが多数付く。
タテヤマリンドウ
コナシ (森林植物園 6月上旬〜中旬)

高さ10メートルほどの落葉小高木。枝にはトゲがある。晩春から初夏にかけ、白または、白くて部分的にピンクの花を咲かせる。秋に、黄色または赤で小さな球形の果実をつける。

ギョウジャニンニク (森林植物園 6月)

長さ20〜30cm、幅3〜10cmの葉で強いニンニク臭を放ち、地下にラッキョウに似た鱗茎を持つ。希少な山菜とされている。

マルバフユイチゴ (森林植物園 6月)

匍匐枝から花枝を直立させ、枝先に白色の5弁花を1個付ける。まれにその下の葉腋に花がつく場合がある。果実は球形になって紅色に熟す。
タテヤマリンドウ
レンゲツツジ (6月)

高さ1〜2mの落葉低木、4〜6月に葉が出たのち葉が開くのと前後して直径5cmほどのロート状の花をつける。花は朱色。花の色が黄色い種類としてキレンゲツツジがある。
タテヤマリンドウ
マイヅルソウ (森林植物園 6月)

茎は高さ10〜20cmほど立ち上がり、途中に2枚のハート形の葉をつける。花期は5〜7月。先端から茎を伸ばし、白色の小六弁花を総状花序につける。

キバナノヤマオダマキ (森林植物園 6月〜7月)

ヤマオダマキの距と萼片がクリーム色の変種。、背が低く花径が5−7cmと大きく、ごく淡い黄色の花をつける。

オオナルコユリ (森林植物園 6月〜7月)

別名ヤマナルコユリ、オクノオオバオウセイ。茎は0.8〜1.3メートル、葉は楕円形ないし広披針形で先はとがる。同属のナルコユリやミヤマナルコユリに比べて大形。

ヤグルマソウ (森林植物園 6月〜7月)

先端に円錐状の花序をつける。花弁はない。和名の由来は、小葉の構成が、端午の節句の鯉のぼりにそえる「矢車」に似ることによる。
タテヤマリンドウ
クルマバツクバネソウ (森林植物園 6月・7月)

8枚の葉が車のように見えることからクルマバという名が付いている。地下を横走する細い地下茎をもつ。茎頂に長さ3〜12センチメートルの花柄の先に緑色の外花被(かひ)をもつ花を1個つける。
タテヤマリンドウ
スダヤクシュ (森林植物園 6月・7月)

花茎の高さは10cmから25cm。花茎の上部に、白色の5裂した花びらのような萼を斜め下向きに多数つける。喘息の咳止薬として用いられてきたので、この名がついた。

チングルマ
ソバの花 (戸隠展望苑 7月中旬〜下旬、8月下旬〜9月中旬)

戸隠バードライン沿いの戸隠展望園に広大なソバ畑があり、最盛期には一面真っ白に。峻険な戸隠連峰の山稜をバックにベストショットを狙おう。夏そばと秋そばがあり、花の見ごろは年に2回訪れる。

チングルマ
ノリウツギ (戸隠森林植物園 7月〜8月)

樹高は2mから5mくらいになる。木ではあるが、先端がやや倒れて他の木により掛かり、つる植物のように見えることもある。

チングルマ
ヨツバヒヨドリ (戸隠森林植物園 7月〜8月)

高さ1.5メートルに達する。葉が四枚輪生するものが多いが、三または五枚のものもある。茎頂に大形の散房花序をつくり、淡紫色の管状花数個からなる頭花をつける。

チングルマ
バイケイソウ (戸隠森林植物園 7月〜8月)

花がウメ、葉がケイランに似ていることからこの名がある。根茎は白藜蘆根(びゃくりろこん)と呼ばれ血圧降下剤として用いられたが、催吐作用や強い毒性があるので現在では用いられない。

チングルマ
タチアザミ (戸隠森林植物園 7月〜9月)

茎の高さは1-2mになる。茎につく葉の基部は半ば茎を抱き、葉は深く裂けこまないものが多いが、葉が羽状に中裂するものも見られ、縁にとげがある。

チングルマ
キンミズヒキ (戸隠森林植物園 7月〜9月)

高さ0.5〜1.5メートル。全体に毛があり、根茎は太い。葉は羽状複葉、小葉は大小からなる。頂小葉は菱状長楕円形で先はとがる。

チングルマ
ナンバンハコベ (戸隠森林植物園 7月〜9月)

茎はよく伸長、分枝して長さ1.5メートルに達し、つる状となってほかの植物に寄りかかる。葉は卵形で長さ2〜5センチメートル。

チングルマ
ノブキ (戸隠森林植物園 8月)

茎はやや花茎状で、高さ0.3〜1メートル。葉は茎の下部に集まってつき三角状心臓形。この葉形がフキに似ることからノブキの名がついた。

チングルマ
キツリフネ (戸隠森林植物園 8月)

草丈は 50〜80cm ほどに生長する。 葉は鋸歯(縁がギザギザになる)で、楕円形から広披針形、ツリフネソウより楕円形に近い傾向がある。

チングルマ
ツリフネソウ (戸隠森林植物園 8月)

草丈は 50〜80cm ほどに生長する。 葉は鋸歯(縁がギザギザになる)で、楕円形から広披針形、キツリフネより広披針形に近い傾向がある。

チングルマ
シキンカラマツ (戸隠森林植物園 8月)

茎は高さ0.7〜1.5メートル、紫褐色を帯びる。葉は3、4回3出複葉。7〜8月、先のとがった円錐(えんすい)花序をつける。

チングルマ
ノダケ (戸隠森林植物園 8月〜9月)

関東地方以西、四国、九州に分布。 山地の日当たりの良い林縁や草地等にふつうに生える、高さ60〜150cm、セリ科シシウド属の多年草。 茎は直立し、少数が分枝する。 葉は1回3出羽状複葉で、長い柄があり、葉柄は袋状に膨らむ。茎の先端に暗紫色又は白色の小さな花を多数つける。

チングルマ
ヤマハハコ (戸隠森林植物園 8月〜9月)

茎の高さは30から70cmほどになり、茎には灰白色の綿毛が密生する。葉は無柄で茎に互生し、形は線状披針形。葉の表面はつやのある緑色だが、裏面は茎と同じ灰白色の綿毛が密生する。

チングルマ
ウド (戸隠森林植物園 8月〜9月)

夏に小さな白い花をたくさん付け、秋に直径3mmほどの黒色の液果となる。一果中に3〜5個のゴマ状の種子をもつ。



 


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