●真田十万石の城下町・松代

真田十代の歴史が培った
城下町・松代(まつしろ)

真田十代の歴史が培った
城下町・松代(まつしろ)

長野市松代町は武田信玄、上杉謙信の古戦場川中島の対岸にひっそりとたたずむ山あいの町。
維新の先覚者佐久間象山や日本初の新劇女優松井須磨子など、時代を駆けた 先達を生んだ城下町松代は、
文武や遊芸をたしな嗜む気風に富んだ文化の町。由緒あ る武家屋敷や神社仏閣、
泉水が流れる町並や町家の庭園、大名道具の数々を収めた宝 物館など、貴重な文化財が数多く残り、
大名家真田十代の歴史が培った城下町文化を 現在に伝えています。
問/エコール・ド・まつしろ 026-278- 0550



松代城跡(国指定史跡)
 戦国時代、武田信玄が上杉謙信の攻撃に備え、山本勘助に命じて築城。千曲川のほと りという自然の地形を生かした天然要塞。江戸時代に真田信之が上田城から松代藩主 として移った後は、真田氏10代が城主としてこの地を治め、10万石の城下町を形成し た。


武家屋敷の街並み


松代藩文武学校
 文武を奨励した8代松代藩主・真田幸貫により、学問と武道の学び舎として安政2 (1855)年に開校。質実な藩の気風がうかがえるたたずまいで、西洋の軍学なども教 える先進的な教育が行われた。儒教を廃し、他の多くの藩校に見られるような孔子廟 を設けていない点も特徴的。


真田邸
 江戸時代末期に、松代藩9代藩主・真田幸教が母お貞の方の隠居所として建築した屋 敷。松代城跡の建築物として唯一、当時のままに残った貴重な建物で、間取りなどに 武家屋敷の面影を色濃く伝えている。


人力車と武家屋敷の街並み
 4月から10月の日曜・祝日には街並み巡りの人力車が真田宝物館から出ており、城下 町の風情が楽しめます。

真田十万石まつり
 毎年秋恒例の一大イベント 

象山神社
 幕末の先覚者・佐久間象山をまつり、全国の教育関係者の尽力により昭和13年に創 建。総桧材桃山式流造の雄大な本殿を中心に、象山が幕末の志士たちと国家の時勢を 論じたという高義亭、京都から移築した茶室・煙雨亭、象山宅跡、生誕の碑などがあ る。

旧横田家
 趣ある茅葺きの屋根を持つ旧横田家住宅は重要文化財です。主屋、表門、隠居屋と2 つの土蔵からなり、松代藩で郡奉行をつとめた中級藩士の暮らしぶりがうかがえる。 明治の先進女性の記録「富岡日記」の著者・和田英の生家でもあり。

真田宝物館
 旧松代藩主真田家から寄贈された家宝の武具、調度品、文書、美術品などを所蔵。重要文化財の「青江の大太刀」、豊臣秀吉・石田三成・徳川家康・武田信玄らの書状など、大名家ならではの興味深い史料が多数展示されています。

 

場 所長野県長野市松代町
交 通 車:上信越自動車道長野ICから2km、約5分
電車:JR長野新幹線長野駅下車、バス30分 
詳細マップはこちら
駐車場 公共駐車場有り
問合せ ながの観光コンベンションビューロー TEL.026-223-6050
公式サイト http://www.matsushiro-year.jp/
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